花火ー1980年・盆ー

川北亮司 詩・曲


恋人たちが 肩をくんで 見上げる花火
「きれいだな」なんて 横目で言って
ドキドキ花火
  消えずにそのまま星になれ
  消えずにそのまま星になれ


年寄り夫婦が 村を出て 見上げる花火
何も言わずに ホテルの仕事 涙の花火
  消えずにそのまま星になれ
  消えずにそのまま星になれ

若者たちが 連れだって 見上げる花火
村の明日を 思い歌って 広がる花火
  消えずにそのまま星になれ
  消えずにそのまま星になれ


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PA開き夏の陣を前に、早めに上世屋へ来ていた川北氏。
8月16日の「宮津灯篭流し花火大会」へ上世屋の青年たちと・・。
2番の詩は、上世屋を出てホテルに住み込みで仕事をしている夫婦のことを思って書いた。